作家紹介

  • 齋藤佐知子

    齋藤佐知子

    私は、学生時代に東南アジア諸国(タイ、ビルマ、ベトナム)の民話を翻訳し比較研究しました。日本の子供たちは、グリムやアンデルセンなど西欧の昔話になじみがあり、それらの多くに胸をときめかせながら育ってきた方も多いでしょう。アジアの昔話を読み知ることによって、私が知っている話と共通のモチーフを持つ話が存在することを知り、人類共通の文化遺産としての民話に興味を持ちました。
    その後、長く英語教師の道を歩んだ後で、西欧の昔話に比べて知られることが少ないけれど、それに勝るとも劣らないアジアの昔話を中心に、又、それに限らず心を打つ世界の昔話を、私なりに紹介したいと考え、思い描いた絵を描いて、絵本作りを始めました。

    プロフィール
    東京生まれ。東京外国語大学、同大学院卒業。2019年まで英語教育に携わる。退職後、昔話絵本を作成中。2019年、タイ国昔話絵本「ピクンの花」出版。第二作、アイルランドの昔話絵本「毛布半分」出版。

    作品
    『毛布半分』

    『心ひとつにすれば』
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