2.原稿作成のご案内
原稿の形式
データ原稿でのご入稿
ご入稿を受付するものは以下の形式となります。
・pdfデータ
・jpg,png等の画像データ
・psdデータ(Adobe Photoshop)…合わせて画像出力したデータもご入稿ください
・aiデータ(Adobe Illustrator)…合わせて画像出力したデータもご入稿ください
ワード、エクセル、パワーポイントなどのofficeソフトでレイアウトされているデータや、クリップスタジオのデータはお受付ができません。上記形式に変換の上ご入稿ください。
印刷用途の原稿データ作成に詳しい方は、トンボを配置し、データをアウトライン化の上画像を埋め込んだpdfで入稿いただくことが一番間違いがございません。
商用利用可能なフリーフォントについて
近年では、商用利用可能なライセンスで無償配布されている高品質なフォントも多数ございます。Google社が提供する「Google Fonts」もその一つで、こうしたフォントをインストールしてご利用いただくこともオススメです。
※ライセンスの詳細については作家様ご自身の責任でご確認ください。
■Google Fonts
https://fonts.google.com/?subset=japanese
■Google Fonts 「よくある質問」
https://developers.google.com/fonts/faq?
Adobe社のCreative Cloudをお使いの場合、「Adobe Fonts」のご利用もオススメです。
■Adobe Fonts
https://fonts.adobe.com/
■Adobe Fonts「フォントのライセンス」
https://helpx.adobe.com/jp/support/fonts.html
完全データ入稿コースについて
絵と文章のレイアウトを完成し、そのまま印刷データに変換できる完全データを作成ください。ただし、印刷物は工程の関係上、原稿の周囲に切り落しを想定した余白スペースが必要となります(塗足し)。こちらは弊社にてレイアウト調整をさせていただきますので、場合によっては仕上がりが元データより一回り小さくなることを想定ください。
以下のいずれかの形式でご入稿ください
1)画像出力(jpg,pngなど)やPDFで出力をしたデータ
2)アウトライン化したpsd,aiデータ
データ入稿でのフォント入力コースについて
商用利用可能なフォントライセンスをお持ちでない場合や、原稿作成に適したソフトをお持ちでない場合は、弊社でフォントの変換やレイアウト配置を行なう「フォント入力コース」をご利用ください。
以下の組み合わせのご入稿に対応いたします。
1)画像データ(フォント配置なし)、本文文章のテキスト(ワード、txtなど)
2)フォントのアウトライン化前のpsd、aiデータ
紙原稿でのご入稿
出版規格テンプレート画用紙のご案内
A5サイズについては、弊社の出版規格に対応したテンプレート画用紙の販売を行っております。印刷原稿に向けたガイド線が入っており、仕上がりをイメージしながら原寸で作成をいただけます。
こちらは作家様がお作りやすいようご提供しているもので、他の用紙で作成された作品のお申込みももちろん問題ございません。
紙原稿スキャニングコースについて
「文章を手書きで書き込んでいるため、テキストの入力作業が発生しない」「イラスト集といった作品で、文章がない」といった、紙原稿をスキャニングしてそのまま完成原稿として使用できる原稿については、「紙原稿スキャニングコース」にてご対応いたします。
以下のものをご郵送ください。
表紙と背表紙への「タイトル」「作家名表記」については弊社でフォント入力に対応いたしております。原画には書き込まず、別途見本にて位置や大きさをご指定ください。
・原画
・仕上がり見本(参考のため)
紙原稿入稿でのフォント入力コースについて
紙原稿については以下のものを直接ご郵送ください。
・原画
・文章のテキストデータ(ワード、txtなど)
・仕上がり見本(参考のため)
受け取り確認後、原画を弊社でスキャニングしレイアウト作業を行います。
データとして取り込んだ後に拡大縮小やレイアウト調整を行いますので、原画のサイズは原寸を想定しなくとも構いません。原画と印刷サイズの比率が大きく異なる場合は上下左右のどちらかを切り落とすか、あるいは原画に余白を設けるといった方法で対応をさせていただきます。
本文の文章についてはテキストデータ(ワードファイル、txtファイルなど)をご用意いただきメールに添付いただくか、メールでの文章直打ちにてなんらかのデータ形式でご用意ください。手書きの文章を文字起こしする場合は、有料のオプションにてご対応いたします。
レイアウトのご指示など、コピー用紙などで仕上がり見本をお作りいただくと進行がスムーズとなります。
本の構成と仕様
ページ数の規定
本文原稿は最小14ページから最大38ページまでとなります。ページ数により販売価格が変動をいたしますので、販売価格と印税をご参照ください。
ページ数の数え方
・表紙、裏表紙は本文のページ数に入りません。
・本を開いた片側で1ページ、見開きで2ページとなります。
・表紙を開いた最初の見開きは、片側を白紙とした片ページとなります(画像の「1P」)。こちらがいわゆる「扉ページ」です。
・最大の38ページをお使いの場合、最終ページも片ページとなります。37ページまでは見開き終わりで問題ございません。
文章のタテヨコと本の開き方向
一般的に、文章がヨコ書きかタテ書きかで本の開く方向が決められます。ヨコ書きの場合は左開きとなり、タテ書きの場合は右開きです。
この他に、カレンダーのように上側に開く「天開き」という構成を行うことも可能です。またご希望があればタテ書きで左開きといったレイアウトにもご対応いたします。ご相談ください。
文章ヨコ書き:左開き
文章がヨコ書きで左ページから右ページへ読む本。ページを左側にめくっていくので左開きとなります。表紙を見ると左側が背表紙です。
文章タテ書き:右開き
文章がタテ書きで右ページから左ページへ読む本。ページを右側にめくっていくので右開きとなります。表紙を見ると右側が背表紙です。
奥付
出版物の慣例として、その本の情報を記載する奥付ページを設けます。
こちらは弊社にて作成ご用意をいたします。作家様からご入稿をいただく原稿38ページの中には含まずにご作成をいただけます。
原稿サイズ
本プロジェクトの製本規格はA5判(148 × 210mm)の縦型・横型、210mmスクエア判(210 × 210mm)、A4判縦型(210 × 297mm)の3サイズ4タイプをご用意しております。
大きさや比率が異なる原稿でも弊社で拡大縮小やレイアウト調整を行いますのでご入稿に問題はございません。仕上がりをイメージして作成をされる場合は下記ご案内に沿って作成ください。